分詞

ステップ0【英単語・熟語:このページ内】

英単語がわからなければ、もちろん文法もわからない。
文法以前の問題として、このページ内に出てくる英単語は一通りチェックしてから次のステップへ行こう。

ステップ1【単元ごと解説:日本語訳】

dine
食事をする

★分詞の限定用法

分詞1語の場合:前置修飾

分詞(現在分詞・過去分詞)は形容詞の働きをし、名詞を修飾することができる。
現在分詞:「~している」という能動の意味
過去分詞:「~される」という受動的な意味

特に、前置修飾の分詞は、形容詞と同じように、数ある名詞の中でも区別・分類する働きがある。

a sleeping dog
(何匹か犬がいるが)眠っている犬

a broken cup
(何個かカップがあるが)壊されたカップ
An increasing number of young people have cell phones.
若者の増えている数が携帯電話を持っている。
→携帯電話を持つ若者の数が増えている。

【一時的な状況】を表すときは、分詞1語であっても後置修飾になる場合がある。

a dog sleeping
(一時的に)眠っている犬

分詞のカタマリが2語以上になる場合:後置修飾

that girl crying over there
向こうで泣いているあの女の子
The test held yesterday
昨日行われたテスト

現在分詞と過去分詞の使い分け

現在分詞:名詞と分詞との関係が能動のときに使う
過去分詞:名詞と過去分詞との関係が受動のときに使う

次の英文の(   )内の語を、現在分詞か過去分詞の形に直して書きなさい。

I have a book ( write ) in English.
written
bookとwriteの関係は、受動なので
The woman ( write ) an e-mail is Ms. Green.
writing
womanとwriteの関係は能動なので
The language ( speak ) here is Japanese.
spoken
languageとspeakの関係は受動なので
I have a bag ( make ) in the USA.
made
bagとmakeの関係は受動なので
The girl ( make ) a cake is Yuki.
making
girlとmakeの関係は能動なので
I have a brother ( live ) in Osaka.
living
brotherとliveの関係は能動なので
This is an animal ( see ) in Australia.
seen
animalとseeの関係は受動なので

不定詞と分詞の違い

不定詞:未来志向で、これから起こる可能性のあることを表す
分詞:現実に起こっていることを表す

We are looking for someone to take care of our pet dog.
私たちは、私たちのベットの犬の世話をこれからしてくれる人を探している。
We are looking for someone taking care of our pet dog.
私たちは、私たちのペットの犬の世話を現在している人を探している。*不自然な意味となってしまう

動名詞と分詞の違い

動名詞の単元で解説した。
https://educational-expert.com/2020/12/04/gerund/

自動詞の過去分詞

自動詞の過去分詞:「…された」という受け身の意味ではなく、「…してしまった」という完了の意味を表す。
なぜなら、自動詞は目的語をとらないので受動態の文では用いられないから。

*自動詞の過去分詞が名詞を修飾する例は限られており、慣用的な表現が多い。

fallen leaves
落ちてしまった葉→落ち葉
developed countries
発展した国→先進国

もはや形容詞になった分詞:分詞形容詞

動詞としての性質を失い、形容詞として分類されているものがある。
-ingの形:「(人を)…させる(ようなモノ)」の意味→モノを修飾する場合が多い
-edの形:「…させられた→する(ヒト)」の意味→ヒトを修飾する場合が多い

boring(退屈な)
disappointing(がっかりさせるような)
exciting(わくわくさせるような)
interesting(おもしろくさせるような)
surprising(驚かせるようなべき)
tiring(つまらくさせるような)
bored(退屈した)
disappointed(がっかりした)
excited(わくわくした)
interested(興味のある)
surprised (驚いた)
tired(飽きた、疲れた)
an exciting game
わくわくさせる試合
an excited audience
興奮した観衆

★分詞の叙述用法:補語Cになる分詞

第2文型【S=C】や、第5文型【O=C】となるような用法を、叙述用法という。

第2文型【S=C(分詞)】

第2文型をとれる動詞は、不完全自動詞と呼ばれ、種類が限られている。
完全自動詞は、補語Cが必要ないが、分詞を補語にとることで「…しながら」という意味を付け加えることができる。

不完全自動詞
become.get(…になる)
appear,look, seem(に見える)
feel(…な感じがする)
keep(し続ける)
remain(…のままである)
smell(…な匂いがする)
完全自動詞
stand(立つ)
lie(横になる)
sit(座る)
 
 
 

S=C(分詞)となるように、日本語訳をする必要がある。

My dreams seemed broken into pieces.
私の夢は粉々に砕けたように思われた。

My dreams=brokenの関係

I stood frozen in front of the judges.
私は立っていた。審査員の前で身動きできない(凍らされた)状態で。

I=frozen(凍らされた)の関係

I sat reading a newspaper.
私は座っていた。新聞を読みながら。

第5文型【O=C(分詞)】

O=C(分詞)となるように、日本語訳をする。

I kept the judges waiting for a long time.
私は、審査員を長い間待たせた。

the judges=waiting

You usually keep your feelings hidden.
あなたは、たいてい自分の感情を隠しておく。

your feelings=hidden

He left the water running.
彼は水を流しっぱなしにしておいた。

第5文型【知覚動詞+O+分詞】

知覚動詞 (see, hear, feel, notice, smell など)+O+分詞
「~している(される)のを(知覚)する」

O=C(分詞)となるように、日本語訳する。

I saw you crying.
今日君が泣いているところを見た。
I heard her criticized.
私は彼女が非難されているのを聞いた。
Peter caught his son stealing out of the room.
ピーターは息子が部屋からこっそり抜け出そうとしているところを見つけた。

*catch が知覚動詞のような役割を果たす場合には、分詞に好ましくない動作を表す動詞がくることが多い。

知覚動詞の原形不定詞と現在分詞の違い

原形不定詞:最初から最後まで見たというイメージ。
現在分詞:途中から見ているイメージ、またはその途中の経過を強調。

I saw a rabbit eat leaves.
私はウサギが葉っぱを食べるのを見た。
I saw a rabbit eating leaves.
私はウサギが葉っぱを食べているのを見た。
I saw the pen fall from the desk.
机からペンが落ちる(一部始終を)のが見えた。
I saw the pen falling from the desk.
机からペンが落ちる(過程)のが見えた。

*ペンが落ちる動きがスローモーションのように見えているイメージ

第5文型【使役動詞+O+分詞】

使役動詞make,get,have,letなど。
【使役動詞+O+現在分詞】の意味:「SはOが~している状態にする」
【使役動詞+O+過去分詞】の意味:「SはOが~される状態にする」

get,haveは、現在分詞も過去分詞も使える。
makeは、過去分詞のみ。
letは、分詞を使えない。

O=C(分詞)となるように、日本語訳する。

have(get)+O+過去分詞

Anri got her racket fixed.
アンリはラケットを修理してもらった。

*「~してもらう」の意味

I had my cell phone battery replaced yesterday.
昨日私の携帯電話の電池を交換してもらった。

*「~してもらう」の意味
have は業者や専門家に頼む場合に用いられることが多い。

I had my name removed from the list of club members.
私は自分の名前を部員名簿からはずされた。

*「~された」の被害の意味

I got my bag caught in the train door when I got on the train.
電車に乗る時にカバンがドアにはさまれた。

*「~された」の被害の意味
話し手の不注意で被害を受ける場合は get が用いられる。

have(get)+O+現在分詞

I have the taxi waiting outside.
私はタクシーを外に待たせている。
I won’t have him talking that way.
私は、彼にあのような口のきき方をさせません(許せません)。

set, start にも 「Oを…(の状態に)させる」という意味がある。

He set the machine going.
彼は機械を始動させた。
What started you collecting old coins?
どうして古い硬貨を集め始めたのですか。

【使役動詞make+O+過去分詞】の慣用表現

「make oneself understood」私自身を理解される状態にする→自分の意思を伝える
「make oneself heard」私自身を聞かされる状態にする→自分の声を伝える

I can’t make myself understood even in Japanese.
私は,日本語でも自分の意思を伝えることができない。
I had to yell to make myself heard in the crowd.
人ごみの中で自分の声を届かせるために大声を上げなければならなかった。

使役動詞の原形不定詞と過去分詞の違い

【使役動詞+O+C】の、Oの部分が「人」の場合は原形不定詞を使う。「人に~してもらう」の意味。

I had the eye doctor check my eyes.
=I had my eyes checked by the eye doctor.
私は、眼科医に目を検査してもらった。

★分詞を使った重要表現

There is + S + 分詞「Sが…している(されている)」

There are some of my friends playing soccer.
= Look. Some of my friends are playing soccer.
私の友達が何人かサッカーをしている。
There is no wine left in this bottle.
= No wine is left in this bottle.
このビンの中に、ワインは残っていない。

go doing「~しに行く」
*《go doing+ to 場所)としないように注意。なぜなら、場所は、doingの部分を修飾するので、goと結びつかないため。goと場所が結びつくと、「go to場所」の形となる。

My father went fishing at the river.
父は川に釣りに行った。

× My father went fishing to the river.


be busy doing「~するのに忙しい」

My father was busy packing his suitcase.
=My father was busy in packing his suitcase.父はスーツケースに荷物をつめるのに忙しかった。

spend +時間+ doing「時間を使って、~して過ごす」

She spent about three hours cooking a meal.
=She spent about three hours in cooking a meal.
彼女は約3時間かけて食事を作った。

have difficulty doing「苦労して…する、~するのに苦労する」
have trouble doing「苦労して…する、~するのに苦労する」
have a hard time doing「苦労して…する、~するのに苦労する」

I have great difficulty remembering names.
=I have great difficulty in remembering names.
私は、苦労して、名前を覚える。
(私は、名前を覚えるのが大の苦手だ。)
Did you have any trouble getting here?
=Did you have any trouble in getting here?
ここまで来るのに苦労しましたか。

★分詞構文

分詞が副詞的に用いられ、情報を加えるものを分詞構文という。
・同時進行中の状況「~しながら」
・動作の連続「そして~」and
・時「~のとき」when,while
・理由「~なので」because,since,as
・条件「もし~なら」if
・譲歩「~だけれども」*慣用表現がほとんどであまり使われない。「Admitting~,」「Granting~,」

分詞句の意味上の主語は、主節の主語と同じ。
分詞句が置かれる位置は、比較的自由だが、時系列順になっていることが多い。

主節の主語と、分詞との関係(現在分詞か過去分詞か)に注意して日本語訳する。

Smiling cheerfully, Mr. Hiroshi came toward me.
明るくほほえみながら,ひろし先生は私の方に来た。
My mother, seeing me in the crowd, waved at me.
母は群衆の中の私を見つけて、そして手を振った。
Looking behind me, I saw Anri.
=When I looked behind me, I saw Anri.
私が私の後ろを振り返ると、アンリが見えた。
Reading his letter, I found a lot of grammatical mistakes.
=While I was reading his letter, I found a lot of grammatical mistakes.
私が彼の手紙を読んでいたら、たくさんの文法の間違いを見つけた。
Surprised to see Anri crying, I tried to cheer her up.
=Because I was surprised to see Anri crying, I tried to cheer her up.
アンリが泣いているのを見て驚いたので、僕は彼女を元気づけようとした。

*理由 「…なので」を表す分詞構文は、文頭にくることが多い。

Seen from the sky, the island looks like a heart.
空から見ると、その島はハートに見える。
=If the island is seen from the sky, it (=the island) looks like a shape of a heart.
Worn properly, in-line skates are safe.
インラインスケートは、適切に身に着けられば、インラインスケートは安全だ。

x Wearing properly, in-line skates are quite safe.
現在分詞だと、主節の主語(インラインスケート)が身に着けることになるので、意味不明となる。
wearの主語が人であれば、現在分詞にできる。

Admitting (that) what you say is true, I still don’t believe the story
私があなたの言うことが本当だと認めたとしても、私はその話はまだ信用できない。
=Though I admit what you say is true, I still don’t believe the story

【Being + 形容詞】の場合には、Beingが省略されることもある。

Busy with his translation work, he didn’t sleep at all.
翻訳の仕事で忙しく、彼は一睡もしなかった。
=Being busy with his translation work, he didn’t sleep at all.
A cute girl, Lucy is popular among her classmates.
かわいらしい子なので、ルーシーはクラスメートに人気がある。
=Being a cute girl, Lucy is popular among her classmates.

過去分詞の場合には、Beingが省略せずに置かれることがある。

Being written in simple English, this book is very popular among students.
簡単な英語で書かれているので、この本は生徒にとても人気がある。
=Because it is written in simple English, this book is very popular among students.

否定の分詞構文

分詞構文で表す内容を否定する場合は、否定語(not, never)を分詞の直前に置く。

Not seeing a small stone, I fell over it.
小さな石が見えなかったので、僕はそれにつまずいて転んだ。
=Since I didn’t see a small stone, I fell over it.

完了形の分詞構文

分詞構文で主節よりも前のことを表す場合は、【having +過去分詞】という完了形の分詞構文を使う。
*現在(過去)完了のの意味を表すことが多い。

Having learned skating for 10 years, I was embarrassed to fall over.
10年間スケートを(ずっと)習っていたので、僕は転んで恥ずかしかった。
=Because I had learned skating for 10 years, I was embarrassed to fall over.
Having visited the zoo before, we had no difficulty getting there.
その動物園には前に行ったことがあるので、難なくそこへ到着した。
= Since we had visited the zoo before, we had no difficulty getting there.

意味があいまいにならなければ、完了形を用いなくて良い

Brought up in Brazil, she is good at dancing.
ブラジルで育ったので、彼女はダンスが上手だ。
=Having been brought up in Brazil, she is good at dancing.
=Because she was brought up in Brazil, she is good at dancing.

完了形の分詞構文の否定形

not having + 過去分詞
never having +過去分詞
having never +過去分詞
*neverの場合、havingの前後どちらでも置くことができる

Never having traveled abroad, I didn’t know what to take with me.
=Having never traveled abroad,I didn’t know what to take with me.
海外を旅行したことがなかったので、何を持って行けばよいかわからなかった

独立分詞構文【分詞の意味上の主語と、主節の主語が異なる場合】

分詞の意味上の主語と、主節の主語が異なる場合は、分詞の前に置いて分詞の主語を明示する。
一見、独立した文のように見えるので、これを独立分詞構文と呼ぶ。

My goal achieved, I felt good.
目標が達成されて、僕は気分がよかった。
=Since my goal was achieved, I felt good.
All things considered, I think he’s done well.
すべてを考慮すると、彼はよくやったと思う。
=If all things are considered, I think he’s done well.
There being no food in the refrigerator, we dined out.
食料が冷蔵庫になかったので,私たちは外食した。
=Since there was no food in the refrigerator, we dined out.

「dine」食事をする

分詞構文の慣用表現

独立分詞構文の主語が省略され、慣用表現になったものがある。

honestly speaking(正直に言うと、)
frankly speaking(率直に言うと、)
strictly speaking(厳密に言うと、)
speaking of~(~と言えば)
talking of~(~と言えば)
judging from~(~から判断すると)
given that~(~であるとすると)
provided that ~(もし~なら)=if
providing that ~(もし~なら)=if
supposing that ~(もし~なら)=if
considering~(~を考慮すれば)

Judging from the look of the sky, it’s going to be sunny tomorrow.
空模様から判断すると、明日は晴れになりそうだ。
My grandmother is very active, considering her age.
私の祖母はとても元気だ。年齢を考えると。
We will climb Mt. Hotaka tomorrow, provided (that) the weather is clear.
我々は明日穂高岳に登る。天気がよければ。

★付帯状況のwith

付け足して状況を説明する表現として、付帯状況のwithがある。

【with + O + 現在分詞】:Oが~している状態で
【with + O + 現在分詞】:Oが~されている状態で

He talked about his girlfriend with his eyes shining.
彼はガールフレンドのことについて話した。目を輝かせながら。
My brother always sits on a chair with his legs crossed.
弟はいつもいすに座る。足を組みながら。

【with + O + 形容詞・副詞・前置詞など】:Oが~の状態で

Don’t speak with your mouth full.
口の中をいっぱいにして話してはいけません。
Don’t leave the room with the heater on.
ヒーターをつけたままで部屋を出ないでください。
He stood still with his hands in his pockets.
彼は手をポケットに入れてじっと立っていた。

ステップ2【ランダム:日本語訳】

ステップ3【ランダム:並べ替えなど】

ステップ4 英文解釈