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全国中学生人権作文コンテスト<課題作文の書き方のコツ>模範作文例あり

他にも読書感想文なども書いています。

人権作文をうまく書くコツ

全国中学生人権作文コンテストの概要(法務省公式サイト

趣 旨
次代を担う中学生が人権問題について作文を書くことによって、人権尊重の重要性、必要性についての理解を深めるとともに豊かな人権感覚を身に付けること、及び入賞作品を国民に周知広報することによって、広く一般に人権尊重思想を根付かせることを目的とする。

国語が得意な生徒でも、作文をどう書けばよいのかわからないという悩みは多いです。

作文の構成が自由すぎると、かえって子供たちはどうやって書いていいかわからなくなってしまいます。
そこで、作文構成として形式を決めてしまうという方法があります。

★作文の形式を決める
①結論を先に書いて、理由を書くパターン。
「~について、私は…だと思う。その理由は、〇〇個ある。まず一つ目は・・」

②結論を最後にして、導入(問題提起)→(他人の意見+理由)→自分の意見・理由→結論と展開していくパターン。
「~についてどう考えたらいいだろうか。意見として…がある。その理由は・・だ。しかし、私はそうは思わない。その理由は→→。したがって、結論。」

実は、作文形式だけ決めてしまえば、あてはまる空欄の部分だけ埋めればいいので、子供たちが自由に考えることができます。

私がオリジナルで作った作文なので、どうぞ参考にしてください。コピッてOKです。

受験のプロによる模範作文例【参考にしてください】

上記の②の形式で、模範作文を書いてみました。

タイトル:ネット人の人権

 「通報するぞ、お前。」…会話から始めると初手のインパクト大
 これは私がスマホのゲームアプリ内で、言われた一言である。一緒にゲームをする仲間がランダムにマッチングされて、時間と場所も指定される。自由なフィールドで行き来できるゲームのため、迷ってしまった私は待ち合わせ時間に遅れて到着してしまったのだ。もちろん、ゲーム内の相手は実際の顔や性別、年齢もお互いに知らない。知らない人から言われた一言がこんなにも傷つくとは思わなかった。SNSが発達した近頃では、私みたいにインターネット上の人権が話題になることが多いのではないだろうか。私の友人が体験したことも含めて、ネット人の人権について考察していきたい。…疑問の提起(話題を投げかける)

 私の友人は、いわゆるアニメオタクだ。あるアニメの一人のキャラを推していて、そのキャラのグッズのみを集めた「祭壇」と呼ばれるものを自分の部屋に作るのを趣味としている。カードだったり、フィギュアだったり、ある特定のキャラクターを一人だけに限定して、しかも数十個単位で集めるのは難しく、メルカリやオークションだけでは不可能に近い。そこで、友人が実践しているのは、ツイッターでそのアニメの友人を募集し、その友人と直接物々交換をしているらしい。直接住所を教える危険性があるが、未だ何らかの事件には至っていないと言う。
 もし、そのネット上の友人が物々交換しなかった場合や、犯罪行為に及んでしまった場合について何か対応策を考えているのか質問をしてみると、「私のツイッターでその犯罪者のことを言うと、炎上して犯人を特定できるから大丈夫。」 と言う。つまり、オタク世界では、何か不都合なことがあると一致団結して、みんなで炎上させて犯罪を抑止をするという文化があるらしい。この文化があることに友人は、「私たちのアニメは、民度が高いでしょ。」と誇らしげにしていた。…中学生のリアルな体験談をすると、審査員のおじさんたちは喜ぶだろう。

 ネット上は、世代を超えて不特定多数の人たちとつながることができる。これは多くの利点もあるが、デメリットもある。私はまだ中学生で、一つの学校の中で生活している。その小さな学校の中でさえ、どうしても相性の合わない友達がいて、いつも喧嘩をしてしまう。ましてや、不特定多数の大きな世界の中では、どれほどの嫌いな友達がいることになるのだろうか。私はどれほどの人権を侵害してしまいかねないのだろうか。クラウド上の言葉は、リアルな言葉とは性質が異なり、軽く見えて想像以上に重く、一つ一つに留意しなければならない。…体験談に対しての自分なりの感想まとめ

 今後の生活では、ネット上ではさまざまな人たちと関わることになるので、誹謗中傷が存在してしまうのはある程度やむを得ないという認識と、SNSの拡散力は脅威的であり一度出回ると消去されないなどの覚悟を持たなければならない。ネット社会で生きるために、必要な心構えをこの作文を通じて改めて知ることができた。他人の人権に配慮しながら、今後のネット社会を生きていきたい。(1200字程度)…字数調整(書かなくても良い)

テストで90点以上が取れるコツ

テストで90点以上が取れる学習手順まとめ
1、学校のワーク(問題集)をテスト1週間前までに解き終わり基本を身につける。
2、定期テスト過去問を解く。
3、入試問題(正答率20%以下)を解く。

定期テスト過去問を解くだけでも、十分な得点を狙えます。

しかし、満点を狙いたい方へ。
学校の先生によっては、100点を防ぐために、入試問題まで出題される方がいらっしゃいます。

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