教育のプロである受験ガチ勢チートが、「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」を要約しました。
子供でもすぐに実践できるように、ワークショップ式でまとめてあります。
私自身も、日々実践しております。
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習慣の目的
習慣の目的は、アイデンティティを形成することです。
ここで、よく習慣の目的を間違えてとらえてしまうのは、「英検合格」や「志望校合格」などとしてしまうことです。
これらを目的とした場合、この目的をクリアしたら何が残るのでしょう?
あくまでも、日々の習慣のその先には「アイデンティティ(自分らしさ)」の形成にあるのです。
あなたは、習慣によって、どんな人物になりたいですか。
その人物になるためにはどうしたら良いかと考えると、自然と習慣が決まってきます。
*自分では動かせない定数に努力をする必要はない。例えば、足が遅い人は、無理に速くなる必要はない。
自分の得意分野でいい。自分のなりたい人物像をつくってみよう。
新しい習慣を始める方法
最初の習慣は、小さなものでいい。
人は目につく環境にコントロールされているから環境づくりをしよう。
習慣は複利でスピードが増し、すぐに自分の理想像へ近づいていく。
習慣が具体的であればあるほど、実行しやすい。
習慣は毎日続けないと意味がない。少しでもいいから、毎日やり続けるのだ。
習慣は、自分を自分の理想とする人物像に持って行ってくれる。アイデンティティを形成していってくれる。
日々の習慣の中に、アイデンティティの形成があり、楽しさや幸せがある。
人生の幸せが存在するのは、目標達成した後では、決してない。
「資格試験合格」や「志望校合格」、「ダイエット」などの数字を追い求めると、すぐに習慣は挫折してしまうでしょう。
目標より仕組みを考えましょう。
習慣形成には、意図(モチベーション)は関係ない。いかにくり返しやるかという仕組みである。
くり返しこなすことで、自動的になり、それは習慣となる。
あなたは、なりたい人物像になるために、日々の習慣はどのようなものにしたら良いでしょうか。
以下の条件を満たすように、新しい習慣を今日から始めてみましょう。
・この習慣は、毎日やるものであること。(時間量ではなく頻度が大切。回数を繰り返すことでヒトは神経がつながる)
・最初は、小さな習慣でいい。(最適化を最初からやるのではなく、習慣を標準化することから始まる。そのうちスピードが上がってきて量をこなせる。)
・視的なきっかけとなる環境づくりをすること。例:進歩が目に見える報酬(習慣トラッカーとして、カレンダーにチェックマークをつける)
・しなければならないこと、自分の好きなこと(報酬)をセットにすると良い。例:好きなテレビ見ながらCM中は~する、ごはん食べながら〜する
・具体的に場所、時間帯を決めること。(場所と目的を結びつける、1つの場所に1つの機能が良い。例:ベッド=睡眠)
・ヒトが社会的動物であることを利用して、社会集団に属してみると良い。例:ヒトはどうしても身近な人や多数がやっていることを真似するため、自ら望む環境に入ること。
*ディドロ効果
行動の連鎖反応のこと。
これを利用し、現在の行動に、新しい習慣を付け加えるだけよいので行動しやすい。(習慣の積み上げ)
例 朝コーヒーを注いだら、今日のやることを確認する
悪い習慣をやめる方法
習慣には、良いものばかりではなく、悪い習慣(問題解決に非効率、望んでいるアイデンディティにそぐわない)もある。
*悪いかどうかはあなたの目標による。
習慣を書き出してみよう。
あなたの目標によっては見直す必要がある。
悪い習慣は、決してあなたの自制心の弱さが理由ではなく、誘惑的な環境の問題である。
悪い習慣をやめるには、
新しい習慣を始める方法の、逆をすれば良い。
①きっかけ:目に触れないようにする
②欲求:魅力的ではない
③反応(行動):実行しにくくする
④報酬:満足できる報酬ではない。むしろ、即時罰が与えられる。