埼玉県高校入試【学校選択問題】対策でやるべきこと

東京都の進学指導重点7校の自校作成問題で対策すべき

プロ教師の結論:
東京都の進学指導重点7校の自校作成問題の過去問題を使って対策すべき

理由:
埼玉県立入試は、難関私立問題と比べるとさほど難しくないため、公立レベルで考えてちょうど良い対策となるのが、東京都の公立問題となるため。

そもそも東京都の公立入試って

ディスプレイ

東京都立高校入試の仕組み

推薦入試(1月)と一般入試(2月)に分かれる。

推薦入試では募集人数を定員の10~20%。

【調査書+集団討論・個人面接+作文】の合計点で推薦入試の合否が決まる。
「本校を第一志望とするもの」と明記されており、ある都立高校に推薦入試で合格した場合には、原則としてその高校に進学しなければならない。
推薦入試でもし不合格となった場合でも、一般入試で同じ高校に再チャレンジすることが可能。

一般入試では、4パターンに分かれる。

①進学指導重点7校(日比谷・西・戸山・青山・国立・立川・八王子東)
②進学重視型単位制高校3校(新宿・墨田川・国分寺)
③併設型中高一貫教育3校(白鷗・両国・富士・大泉・武蔵)
④上記以外の高校

理科・社会については、①~⑤まで共通問題。
国語・数学・英語について、①と②は自校作成問題を使用。③は、グループ共通の作成問題を使用。
*2014年度~2017年度までの4年間では、①~③の3グループで共通の問題が導入されていた。

東京都進学指導重点7校の過去問題一覧

実際に英語と数学の過去問題を見てみるのが「百聞は一見に如かず」でしょう。
埼玉の学校選択問題のレベル感と似ています。

参考:東京大学への進学実績(2019)
浦和高校 41人
大宮高校 10人
日比谷高校 47人
西高校 19人
国立高校 16人
戸山高校 12人
青山高校 10人
八王子東高校 7人
立川高校 2人

日比谷高校
http://www.hibiya-h.metro.tokyo.jp/SelectedEntrants/TestTheme.html

西高校
http://www.nishi-h.metro.tokyo.jp/09nyushi/mondai.html

国立高校
http://www.kunitachi-h.metro.tokyo.jp/homepage/js/school/spnyusenmondai.html

戸山高校
http://www.toyama-h.metro.tokyo.jp/mondai/mondai.html

青山高校
http://www.aoyama-h.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00044.html

八王子東高校
https://www.metro.ed.jp/hachiojihigashi-h/guide/test.html

立川高校
http://www.tachikawa-h.metro.tokyo.jp/zen/06005.html

埼玉県学校選択問題実施校(21校)一覧

数学及び英語について、校長から届出のあった下記の21校において、学校選択問題(一部に応用的な内容を含む学力検査問題)が出題される。

浦和高等学校
川越女子高等学校
所沢高等学校
浦和第一女子高等学校
川越南高等学校
所沢北高等学校
浦和西高等学校
熊谷高等学校
不動岡高等学校
大宮高等学校
熊谷女子高等学校
和光国際高等学校
春日部高等学校
熊谷西高等学校
蕨高等学校
川口北高等学校
越ケ谷高等学校
さいたま市立浦和高等学校
川越高等学校
越谷北高等学校
川口市立高等学校