高1の12月あたりからこの単元を学習する学校が多い。
必ずマスターすべき重要例題を列挙し、その解法ポイントをまとめてある。
式と証明《二項定理》
《解き方のポイント》
具体的にわかるなら、具体的な求め方の方が速い。
一般項を使った方程式の求め方も覚えておく。
多項定理
《解き方のポイント》
具体的にわかるなら、具体的な求め方の方が速い。
一般項を使った方程式の求め方も覚えておく。
二項定理を使った証明
二項定理を使って「位」や「あまり」を求める
式と証明《分数式》
帯分数
《解き方のポイント》
結局、通分することにはなるが、帯分数にすることで分子の文字を消すことができるのは計算が楽になる。
部分分数分解
繁分数式
式と証明《恒等式》
xに何を代入しても成立する等式をいう。
※これに対して、2次式なら2以下のxの解の個数、3次式なら3以下のxの解の個数しか、答えがないものを方程式という。
※2つの文字x、yについての恒等式も成立する
★恒等式の解き方
①係数比較法
記述例 両辺の係数を比較して〜
②数値代入法
記述例
この等式が恒等式ならば何を代入しても成り立つので、
x=○を代入すると、、
x=★を代入すると、、
x=⚫を代入すると、、
よって〜
このとき、等式の両辺は2次式以下の多項式で、異なる3個のxの値に対して等式が成立したので、xについての恒等式といえる。
※xについてまとめないで済む代入法が楽
分数と恒等式
《解き方のポイント》
まず、分母を払う。
※代入法でやる場合
分母を払う前の式で、分母を0にさせてしまうxを代入してもok。そもそも恒等式だから何を代入しても大丈夫。
割り算と恒等式
《解き方のポイント》
前提として、割られる数=割る数×商+余り、という式は展開しただけの恒等式であるという知識。
この問題では、商も余りも全てxの式にできるので、恒等式を立てることができる。
*だいたい商が分かっていない問題が多い⇒高次方程式の問題につながる。
条件式がある恒等式
《解き方のポイント》
ヒントを連立させて、y=~、Z=~の形をつくる。
右辺に代入してxだけの式をつくり、恒等式の係数比較で解く。
式と証明《等式の証明》
条件つきの等式の証明
《解き方のポイント》
左辺にヒントを代入して、=右辺へもっていく。
代入の方針としては、cを消去してaとbだけの式になるように代入していく。
a+c=-b
b+c=-a
c=-a+-b としてヒントを使う。
式と証明《不等式の証明》
【高校数学Ⅱ】式と証明《暗記一問一答》
★ $ 2^n $ を足し算に分解した式は?
例 $ 2^3 $ を足し算に分解した式を考えよう。
解答表示
例 $ 2^3 $ = 3C0 + 3C1 + 3C2 + 3C3 = 1+3+3+1 = 8
【高校数学】目次一覧
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